福田寺の奴振り   TOP

  16.11.13(日) 晴
 
 滋賀県の奴振りは春の季節に多い。 今年は坂田の蹴り奴振りと5年に一度の油日の奴振りを見た。
 
 今日は福田寺の奴振りを見に行く。
 
 13時からなので、早く出れば自走でも間に合うはずなのだが、先日彦根まで走った時にくたばってしまった。
 
 手抜きで輪行に決めた。 だからゆっくりスタート。 山科駅で10時前。 余裕を見てやってきた。
 
 輪行の準備をしてホームで待つ。 やってきた電車は「新快速敦賀行。」 早速乗り込む。
 
 電車内でのアナウンス 「次は大津京」。 エッ 湖西線なのだ。 一瞬慌てたが、長浜なら大回りしてもOK。
 
 近江塩津で北陸線に乗り換えて長浜に。
 
 途中SL北びわこ号も見た。 駅や沿線にカメラマンが多い。 以前僕も来たナ。
 
 自転車を組んで福田寺に向かう。
 
 福田寺に着いたのは正午過ぎ。 ちっとも祭があると思えない状況。 寺の内外に10人ほどのカメラを持った人がいるだけ。
 
 不安になって寺の関係者らしい人に聞く。 「奴振りはありますか?」 「やります。 13時から。」
 
福田寺福田寺
 
 寺の前は広い駐車場。 天気がいいので影がコントラストを強める。
 
 たっぷり時間があるので、周辺を走って昼食を済ます。 戻ってきても関係者が現れない。
 
 12時50分を過ぎた頃 ようやく雅楽隊が現れる。 それからしばらくして奴振り本体の登場。
 
 その頃には50人越えるギャラリーが集まっている。 地元の人とカメラマンが半分ずつ。
 
 寺まで100mほど離れた狭い道に集結。 そこから奴振りが始まる。
 
狭い道での奴振り狭い道での奴振り狭い道での奴振り
 
 狭い道なので半分以上が影。 写真的に面白くない。 それにまとわり付くカメラマン。
 
 寺の駐車場は広く、日当たりもよい。 奴振りはゆっくり進む。 100mを30分以上かけて進む。
 
 寺の前の駐車場になる。 ここは影がない。
 
 一歩は足の半分以下。 約10cm。 そして頻繁な交代。
 
寺の前での奴振り寺の前での奴振り寺の前での奴振り
 
 短い距離だから、交代を見せる必要がある。 子供も奴振りに参加している。
 
 「福田寺公家奴振り」の幟を掲げる。 こんなにゆっくりでは子供にも負担だろうな。
 
子供も奴振り子供も奴振り子供も奴振り
 
 福田寺の門の前で口上を述べる。 
 
 「この奴振りは全国でも一つ。 足の裏を見せない奴振り。」
 
 なるほど。 ほかの奴振りとは違う。 それが無形文化財なのか。
 
 先頭は福田寺の門前に付いた。 ここで口上を述べる。 寺側も答える。
 
福田寺で口上を述べる福田寺に入る
 
 寺の境内に入っていく。 でも行列の後ろはまだ寺の外。
 
 毛槍の受け渡しが行われる。
 
毛槍の受け渡し毛槍の受け渡し福田寺の中で
 
 福田寺の中に入っても巡行は続く。 順次解散していくのだが、毛槍は最後。
 
 lここでの受け渡しがこの行事の最後。 無事終わって、引き上げ。
 
雅楽隊雅楽隊の記念撮影公家奴振りの記念撮影
 
 舞楽隊も引き上げて、記念撮影。 公家奴振りも記念撮影。 すべてが終わっても14時にはなってなかった。
 
 さぁ 京都まで帰ろう。 およそ80km。 順調に帰れるかナ。

 本日の走行距離 83.6km 走行時間 3時間 56分 平均時速 21.2km/h TOP
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