高盛御供神事   TOP

  16.10.02(日) 晴
 
 10月2日 北白川天神宮の高盛御供を見に行くのだが、前日の女鉾のお囃子の後のぞきに来た。
 
高盛御供会場
 
 男性のみで「高盛御供」をつくる。 かなり長時間かかるようで、徹夜するそうだ。
 
 なんといってのメインは小芋の高盛。 まだ一段目の作業中。
 
芋の高盛作業中芋の高盛作業中芋の高盛作業中
 
 小芋を並べその空間に焼いた味噌で埋めていく。 崩れないためにも丁寧に細かく刻んで埋める。
 
 何段も積んでいくのだから気の遠くなる作業。 小一時間見ていたが、一段目のままだった。
 
 作業が早いのは「大根なます」の高盛。 酢を吹きかけながら積んでいく。
 
大根なますの高盛大根なますの高盛大根なますの高盛
 
 その隣に茶色い同じような高盛。 聞くと「するめ」との答。
 
 細かく割いたするめ。 やはり酢を使っている。
 
するめの高盛するめの高盛
 
 桶に残っている材料が少ない。 足りるのかと聞くと「まだある。」
 
 別の場所で一人での作業。 細い彫刻刀で形を切っていく。
 
飾りの鹿の形抜き魚をさばく
 
 薄くスライスしたサツマイモが材料だ。 雄鹿の角の部分は複雑。
 
 魚をさばいている。 シイラだそうだ。 短冊に切っていく。 皮をはぐのも見た。
 
 明日の朝には高盛が出来上がっているのだろう。 これ以上見ていたら朝起きられない。
 

 
 朝8時少し前に神社に着く。 高盛御供が並べてある。
 
 小芋の高盛は10段以上積まれている。
 
 ご飯の高盛は硬くつき固めてある。 「箸が折れるだろう」と聞こえてきた。 ミカンと栗もある。
 
高盛御供高盛御供高盛御供高盛御供
 
 形抜きした鹿は紅白があって、大根とするめに付いている。 ほかの形抜きもある。 しいらの短冊も付いている。
 
 白河女の頭上に乗せる練習が始まる。
 
練習中練習中
 
 前後のバランスが難しそうだ。 微調整して位置を決めた。
 
 
 神事が始まる。 祝詞の後四人の白河女が並ぶ。 静かに進む。
 
神事が始まる行列が出来る
 
 先回りをして参道での写真を撮る。
 
行列が進む行列が進む行列が進む
 
 メインの桶には男性二人の介添えがつく。
 
 祭壇に高盛御供が並ぶ。 
 
祭壇前の神事祭壇に並ぶ4人の白河女白河女の碑
 
 ここでも祝詞がある。 玉ぐしの奉納が終わる。 短い神事。
 
 神職の解説が始まる。 「昔はもっと高く積んだものだ。」
 
 今日から祭が始まる。 一週間後の剣鉾・神輿が楽しみだ。

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