久多花笠踊り   TOP

  16.08.24(水) 曇
 
 京都市最北端 久多にやってきた。 まさしく秘境と呼ぶにふさわしいところ。
 
 以前から来たかったが、なかなか自転車では難しい。 意を決して走ることにする。
 
 夜祭を見るためには宿泊が必要。 事前に宿を申し込んだのだが、満杯で断られた。 どうする。
 
 今年を逃すと、体力的に難しくなる。 行くゾ。 自転車の夜間走行は危ないので、宿が無ければ野宿を覚悟する。
 
 
 距離はそんなに遠くないが、二つの峠を超えなければならない。 途中峠・花折峠 時間はかかる。
 
 昼前にスタート。 距離と時刻をメモしていたんだが、帰るとなくなっていた。
 
 やはり上りには弱く、途中峠で大休止。 そこから花折峠までは距離は短いのだが、くたばってしまった。
 
 峠を超えると川沿いの道を快適に進む。 鯖街道のここらは下り基調。
 
 梅ノ木を左折して久多に向かう。 一部は狭くて舗装の荒れているところもあるが、ほとんどはきれいな道路。
 
 
 久多に到着。 15時半頃。 4時間かかってる。 夕食を用意しようとしたが、店がない。 野宿用の非常食はあるのだが。
 
 鯖街道まで買出しに出かける。 そして鯖寿司を購入して戻る。 16時半を過ぎていた。
 
 志古淵神社の前には役員が一人早く来ていた。 自転車を駐車場の片隅に置く。
志古淵神社早く来た役員
 
 浴衣姿の若い女性が連れ立って通り過ぎる。
 
 「相棒がまだ来ない。」 早く来ている役員がこぼす。 17時に集合だのにまだ来ない。
 
 当番でやる神官役。 二人揃うと早速神事に移る。 大きな番傘を持って拝礼。 本殿の中で神事。
神官役二人本殿の中で灯明が
 
 まだ明るいうちに準備を済ませておく。 灯明の皿を並べて、油を用意する。 数があるから時間がかかる。
 
 暗くなって灯明に点火。 「風が無いから助かる。」 点火にも時間がかかる。
 
 上の宮で20時から祭りが始まる。 いつの間にか神官役がスタート。 道が暗いのでうまく写真になるかナ。
 
 上の宮神社で花笠が集まる。 短い間だが、棒振り踊もあった。 名を聞いたが思い出せない。 写真も撮れない。
行列が進む行列が進む行列が進む行列が進む
 
 花笠行列が進む。 ここでは囃歌がつく。 少しふざけたような歌詞が続く。
 
 途中大川神社でも花笠踊。 ゆったりとした踊。 笠を手に持って左右上下にゆする。 僕のカメラではダメだ。
 
 少し先回りで神社に戻ってくる。 売店が出ている。 先に見た浴衣姿はここを手伝っている。
売店出迎える帰ってきた
 
 花笠行列が戻ってきた。 そのまま社殿に笠を納める。
 
 小さな櫓の周りで盆踊りが始まる。 生歌で盆踊りが延々と続く。 踊り手は非常に少ない。 でも続く。
 
 花笠に火を入れ、鳥居の前に整列。 棒振り踊も並ぶ。 盆踊りを押し出すように花笠踊が始まる。
 
 先に棒振り踊。 やはり写真はダメだった。
花笠踊花笠踊花笠踊花笠踊
 
 花笠踊はゆったりした踊。 いつ撮っても同じように見える。
 
 歌い手は老人ばっかり。 地区ごとの歌があるのかな? 踊が揃わないのもある。
 
 何曲踊ったのだろう。 唄い終わり踊り終わって、拍手が起こる。 23時15分ぐらいかな。
 
 まだ喧騒の残る中を帰途につく。 どこも野宿に適したところがない。
 
 真っ暗な下り道は怖かったが、ブレーキをかけ安全第一。 帰りは堅田に出て帰ってきた。

 本日の走行距離 132.4km 走行時間 7時間 16分 平均時速 18.2km/h TOP
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