片鉄ロマン街道   TOP

  2016.03.12(土) 晴 
 
 8日の和歌山に続いて青春18切符の出番。
 
 今日はネット仲間の呼びかけで、岡山片上鉄道跡の自転車道を走る。 「片鉄ロマン街道」
 
 3人が車で先行する。 10時に現地に到着するには、5時半の列車に乗らなければならない。 4時間以上かかる。
 
 それには耐えられない。 10時半に到着するには、7時過ぎの列車でいい。
 
 6時45分に家を出る。 山科駅で輪行の準備。 食料の買出しを予定していたが取りやめ、まずホームに向かう。
 
 やってきた列車は姫路行き新快速。 空いている。 途中までしか行かないが乗り込む。
 
 大阪・神戸を過ぎるまでは、空いている列車が必要条件。 ボックスシートに自転車を置く。
 
 姫路で後続の列車を待つ。 播州赤穂行きは満員。 それでもトイレのそばに乗り込む。 同じことを考える先客がいた。
 
 彼は尾道まで行くそうだ。 相生で乗り換え。 僕の自転車を奥に置きなおす。
 
 彼はスマホでいろいろ検索。 相生から先の山陽線は4両。 12両(実は8両)から大半が乗り移るだろうから混む。
 
 彼は赤穂線経由に変更を決めた。 話し相手がいるのは僕にも好都合。 この辺りの事情にも詳しい。
 
 播州赤穂で乗り継ぎ、備前片上駅で彼と別れた。
備前片上駅
 
 下車したのは10時30分。 彼の言っていたように店はほとんどない。
 
 自転車を組み立て、すぐに走り出す。 まず西片上駅を探す。 見つからない。 国道374号線に出る。
 
 「確かこの国道に沿ってある。」 進む。 ところが分岐を間違えたようだ。
 
 仕方がない。 地元の人に聞く。 「サイクリングセンター」 知らないの答え。
 
 車を運転している人にも聞く。 知らないの答えに、「片鉄ロマン街道」 反応があった。 「ここを上れば...」
 
 礼を言って走り出すが、一向にそれらしきものに出会わない。 もう戻ることに決める。
 
 山陽新幹線のそばを東に。 国道374号線に戻る。 長い坂を上る。 
 
 下り坂になって、そばに道路があることに気づく。
ようやく片鉄ロマン街道駅が残ってる一般道と合流
 
 来る前にこの辺りの地図を調べていた。 でも片鉄ロマン街道の表示には出会わなかった。
 
 備前片上からの道路に、「片鉄ロマン街道」の案内があれば。 西片上駅の案内があっても助かったかもしれない。
 
 備前市はここを訪れる人を、どこから来ると想定してるのだろうか?
 
 片鉄ロマン街道に入ったから一安心。 後は仲間と会えるかが問題。
 
 駅が残ってるし、一般道と合流の案内もある。 親切に思える。
 
 最初に見つけたコンビニで、昼食用の食糧を買い込む。 次はどこにあるか分からない。
 
 下り基調の道路を進む。 左手のコンビニにいるのが仲間のようだ。 もう一人。 これは仲間だ。
 
 大声で符丁を呼ぶ。 僕の声は良く届く。 仲間が振り返る。 行き過ぎたコースを戻りながら、仲間のところに。
 
 皆もここで昼食の用意をしていた。 僕の予定では和気の町を過ぎてからの合流だったから早すぎる。
 
 話によれば、渋滞で遅れたそうだ。 この後は4人組になった。
 
 すぐ和気駅。 案内板にだまされて、正面に来てしまった。
和気駅和気駅正面
 
 戻って山陽線を越える。
山陽本線を越える片鉄ロマン街道撮影中の仲間
 
 そこが定番中の定番。 この写真を撮らなければ「片鉄ロマン街道」に来たと言えない。
 
 撮影している仲間を撮ったが、一人には気づかれてしまった。
 
 ほんわけ駅の次はわけドーム。 
ほんわけ駅わけドームわけドーム
 
 一旦スタートしたのだが、次の休憩地点が心配。 戻ってここで昼食を摂る。
 
 昼食後は皆元気に走り出す。 基本的に保存状態が非常にいい、 線路跡も駅も付属施設も。
 
 駅舎の残るところでは、建物jの管理をしっかりされている。 トユもこわていない。
仲間が走る信号機も残ってるまた駅がある
 
 駅があるたびに撮影時間がとられる。 大幅に予定より遅れる。
 
 でも駅があると止まる。 トンネルもある。 仲間が追い越していった。
トンネル吉井川
 
 川そばのゆったりとした流れ。 駅がある。 そして満開の桜。 止まらざるを得ない。
信号機満開の桜
 
 まだ駅が出てくる。 先に進め。
 
 もう駅に関わってる時刻じゃない。 先を急ぐ。
 
 なんとか吉が原終点に到着。 
吉が原終点吉が原終点吉が原終点吉が原終点
 
 ここにも興味あるものがたくさん。 でもほんとうの終点はこの先。
線路はつづくよ どこまでも吉が原駅
 
 最近伸ばされた線路を確かめる。
こうふく駅こうふく駅こうふく駅全景
 
 こうふく駅。 字は違うんだけど、幸福になりたい人はたくさん。  「黄福棚原駅」
 
 ここから帰途に着く。 吉が原駅の撮影など残っているが、すべてコンプリート。
 
 帰途は原則写真禁止。 高速で帰る。
 
 僕はあくまで、皆に会えるまでの写真は撮る。 峠清水トンネルはまぁいいか。
 
 車で来た人の西片上サイクルセンター。
峠清水トンネル西片上サイクルセンター
 
 分かれて輪行組の僕だけが、駅でどれだけ待たされるのか不安。

 本日の走行距離 86.1km 走行時間 4時間 38分 平均時速 18.5km/h TOP
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