八瀬の勧請縄行事   TOP

  2016.02.07(日) 晴 
 
 八瀬で勧請縄行事が行われると聞いてやってきた。 白川通を北に進む。
 
 八瀬に近づくと陽射しはあるのだが、雪が舞いだした。 路肩の温度計が2℃を示している。 やむをえないな。
 
 路面は乾いているから凍結の心配はない。 登り基調だから汗をかく。
 
 八瀬天満宮に着く。 すでに境内には人がいる気配。 長い参道を進む。
 
 まず勧請縄を確認する。 もう新しくなっている。 ?
八瀬天満宮八瀬の勧請縄小縄
 
 勧請縄がすでに更新されているなら、今日は何をするのだろう? 疑問が沸いて出る。
 
 ドラム缶で火を燃やしているところに人が集まる。 「勧請縄はいつ架け替えられたのですか?」
 
 総代と呼ばれた人が「12月」と答えた。 「今日勧請縄を作る。」
 
 話が合わない。 境内道切様は勧請縄と言うと、「注連縄だから年内に架け替える。」
八瀬天満宮
 
 そのうちに巫女もやってきて、会所に集まり出す。 巫女の舞が始まる。
会所巫女の舞巫女の舞
 
 神職はいない。 地区の長老たちが取り仕切っているようだ。
 
 会所に入って作業の写真を撮る。
会所中で作業中形が出来る小縄が出来た
 
 ようやく話が分かった。 ここでは境内道切の縄は「注連縄」 町内に飾られる小縄を「勧請縄」と呼ぶようだ。
 
 外で火の守をする総代に、「滋賀県では太縄にあの勧請縄を付ける。 場所によっていろいろ。」
 
 日がかげって雪が強くなってきた。 積もることは無いだろうが、寒い。
出来た小縄が積まれる
 
 各町内に配られるので、本数が決まっている。 27本とか言っていた。
 
 あと少しで終わるのだろうが、これ以上見ていても換わったことは起こらない。 総代に挨拶して引き上げる。

 本日の走行距離 42.1km 走行時間 2時間 16分 平均時速 18.2km/h TOP
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