右京に生きる剣鉾   TOP

  2016.01.24(日) 晴 風強し
 
 大雪注意報が出て、今冬最強寒波が来ている。
 
 京都では雪は降らなかったが、西風が強く自転車は悩まされた。
 
 午後2時から右京ふれあい会館で「右京に生きる感鉾」の講演・実演会が開催される。 それを見に来た。
 
 13時半には開場されるだろうから、それにあわせてきた。 会館の中に大きな行列。 開場を待つ人の列。
 
 後ろに並ぶ。 すでに何人かの顔見知りを見つけた。
 
 ホールに入ると見事な剣鉾のディスプレイ。
梅ヶ畑の剣鉾嵯峨まつり西院春日神社
 
 正面に梅ヶ畑の剣鉾4基。 左手に嵯峨まつりの牡丹鉾。 右手に西院春日神社の剣鉾。 梅ヶ畑の吹き散りは9枚も並んでいる。
 
 講演は最初に歴史の話。 次いで知人の「剣鉾に魅せられて」が始まった。
魅せられての講演講演中の画像
 
 話がうまいのではないが、内容が面白く聞き入ってしまった。
 
 講演が終わって、実演の準備に入る。 会館の外での実演予定だったが、風と寒さの関係で舞台上での実演に変更。
 
 梅ヶ畑の剣鉾が最初に実演する。 邪魔者なして横から見るのは初めて。
梅ヶ畑 平岡八幡宮の剣鉾の実演
 
 上を見ないで、体を少し後ろに倒して進む。 吹き散りはいつも着ける。 一歩一リン
 
 次いで西院 春日神社の剣鉾。
西院 春日神社一番鉾の実演
 
 常は吹き散りをつけないのが基本。 今日は吹き散りをつけているから調子が違うようだ。
 
 後ろから「一回鳴るときと2回鳴るときがある。」の声が聞こえた。 そう2回鳴るのが正解。
 
 仲間から「吹き散りが傾いているから、これは難しい。」の声も聞こえた。
 
 上を見ながら、リンを横と後ろに当てる。 差し方の違いが良く分かる。
 
 最後は嵯峨まつり 牡丹鉾。 ここの差し方は体のひねりが入る。
嵯峨まつり 牡丹鉾の実演
 
 横から撮っているから、先の二つの差し方では剣鉾の飾りが映らない。
 
 体をひねるから飾りも見えるし、剣も輝く。 さすがベテランはリンの音がしっかりしている。
 
 実演が終わって片付けに入る。 ベテランに挨拶する。 「舞台がすべるので緊張した。」そうだ。
 
 人が前に立たないので、足元から見れた。 なかなかの機会。 来たかいがあった。
 
 東山や左京でも同じような会が出来るとイイナ。

 本日の走行距離 25.6km 走行時間 1時間 36分 平均時速 15.9km/h TOP
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