長等神社の蛇つくり   TOP

  2016.01.14(木) 晴
 
 最近は勧請縄を探しているが、大津にはそれに良く似た蛇まつりがある。
 
 勧請縄のように長く飾られているのではなく、すぐに燃やされてしまう。
 
 2ヶ所あって長等神社の蛇つくりが今日行われる。 尾花川の蛇まつりは今夜行われる。
 
 13時長等神社に到着。 本殿の前でお祓いが行われていた。 すでに境内には藁がたくさんある。
長等神社藁がたくさんある
 
 お払いを終えた役員たちはいくつかのグループに分かれて作業に入る。 頭・顔・胴・口など。
 
 作業が始まってもおいそれとは進まない。 しばらくはただ眺めているだけ。
 
 その間に尾花川の蛇を見てこよう。 自転車だとすぐ。
 
 尾花川の蛇は簡単に見つかった。 しかし誰も居ない。 会館には鍵がかかっている。
尾花川の蛇
 
 今夜のまつりだから今は待機の時間かな。 仕方ない。 ガラス越しに写真を撮って退散。
 
 長等神社に戻ってきた。 少しは作業が進んでいるかな。
胴は伸びているどこから尻尾なのか頭も出来てきた
 
 胴は伸びている。 いやどこから尻尾なのかは分からない。
 
 尻尾が楼門まで届いた。
楼門まで伸びる長い舌楼門の外まであった
 
 わらじを編んでいると思ってたら、長すぎる。 聞くと舌だそうだ。
 
 胴(尻尾)を拝殿にセットする。 尻尾の先は楼門の外。 そこで曲げられる。
 
 これは何だろう。 分からない。
これは何だろう目を作る舌先を紅くする
 
 長い腰蓑のようなもの。 最後まで何かわからなかった。 目が出来て頭を拝殿にセットする。
 
 「頭の下に口(唇)がいる。」 呼ばれて運ばれてきたのが、長い腰蓑。 これだったのか。
 
 大きなミカンを使って目が出来ていく。 舌先を紅い布を巻くのは棟梁。
 
 15時になると影になり、風が冷たい。 寒くなってきた。
顔が出来てくる顔が完成
 
 唇の上に頭を置いて上唇も重ねる。 目の位置は難しい。 少し動かすだけで表情が変わる。
 
 「ここからは感性の問題」の声が飛ぶ。 そのとおり。
 
 触角をつけて感性。 「蛇に触角なんてない。 まるでなまず」
 
 確かに横から見るとなまずにも見える。
 
 奉納報告神事が始まる。 せっかく作ったものだが、16日の朝から「(龍)蛇焼き」で燃やされてしまう。
 
 寒さに震えていたので、夕方から始まる尾花川の蛇まつりはすっかり忘れてしまった。

 本日の走行距離 26.4km 走行時間 1時間 37分 平均時速 16.3km/h TOP
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