竜法師の花ばい
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15.04.29(水) 晴
ＧＷが始まったの感覚は無いが、今日はイベントの多い日。 その中で京都では見られない「花ばい」を見に行く。
「花ばい」とは花奪いのこと。 花笠に刺された花を奪う行事。
日曜日の草津までの距離が倍ある甲賀市（甲南町）竜法師まで行く。 東の風だからセオリーどおり。
40km位だから3時間はかからない予定。 草津まではそこそこ順調に走る。 そこからが．．．
旧東海道を走るのだが、向かい風に押し戻される。 戻されはしないがノロノロとしか走れない。
アエギアエギ進んで、国道307号線を越える。 もう少しだ。
竜法師の交差点を左折。 天満宮にようやく到着。 階段を上って神社に入ったら、故郷のメロディー。 正午の知らせだ。
8時半にスタートしたから、3時間半かかっている。 フーくたばった。 距離も48kmあった。
神社にはほとんど人がいない。 が、子供神輿や獅子舞が用意されている。 祭があるのは確か。
祭の開始が14時だからそれまで待つ。 京都では日向では待てないが、ここなら日向でも待てる。 でも日陰で座る。
最初の花笠が届いたのは、13時になってから。 この一本だけ早く来た。
しばらくすると花笠がパラパラとやってくる。
天満宮
参道を通って花笠を運ぶ
6本までは13時半ぐらいに立てられた。 子供たちが次第に増えてきた。
その後はなかなかやってこない。 7本目は13時50分ぐらい。 8本揃ったのは14時になっていた。
花笠が7本並んだ
花笠が８本揃った
子供たちはそこらじゅう走り回っている。 神事はなかなか始まらない。
神職や役員が並んで神事が始まるが、子供たちはまだ走り回っている。 中には太鼓をたたく子もいる。
長い祝詞の後、湯立て神事がある。
花奪いの前に湯立て神事
湯立て神事はわりと簡単に終わる。 寒い季節なら湯気が残るのだが、今の季節では仕方がない。
神職が本殿から戻る。 拝殿に皆がいる間に、太鼓が連打される。 花奪い。
花奪いの様子
小さな子は手が届かない。 役員らが花笠を倒して、花を取りやすくする。
瞬く間に花はなくなる。 これで「花ばい」は終了。 この後子供神輿があるのだが、もう帰らないと。
自転車に戻ったのは15時15分。 3時間かかると18時過ぎてしまう。
追い風基調だから快調に走れる。 家に着いたのは17時45分になってなかった。
往きが3時間半かかったのに、帰りは2時間半で帰ってこれた。 スゴイ差。
本日の走行距離 96.0km 走行時間 5時間 02分 平均時速 19.0km/h
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