【塩小路幹線】   TOP

  2015.03.12(木) 晴
 
 まいまい京都の【塩小路幹線】に参加した。 京都市上下水道局が工事している地下トンネル。
 
 豪雨時の浸水対策として、地下30mにトンネルを掘って一部を貯留するそうだ。 簡単に言えば地下の遊水地。
 
 京都の下水幹線は基本的に南北に通るが、この塩小路幹線は東西主体でいくつもの幹線に対応している。
 
 溢れそうになった汚水を地下に貯蔵する幹線。 雨量62o/hに対応しているようだ。 それでいいのかは疑問が残るが。
 
 僕の住んでいる山科でも同じような工事が行われている。 こちらは雨水専用だそうだが、見ることはできない。
 
 枳殻邸北側の道に現場がある。 もちろん早めに着いたが、すでに何人かの参加者がいた。
 
 待合室は会議室。 そこにシールド工法に使ったビットが置いてあった。
置いてあったビット
 
 触ってもいいので持ってみたが、片手で簡単に上がらないぐらい重い。
 
 参加者が揃ったので、出発。 上から開口部を見る。 胸まであるフェンスがあるのに身を乗り出せない。 高所恐怖症。 僕の弱点の一つ。
 
 階段を下りる。 階段はどうもないが、かなりの急勾配。 続いて降りてくる仲間。
開口部を覗く降りてくる仲間水平部になった工事部材が置いてある
 
 竪穴から降りて水平部になる。 5%の下り勾配でトンネルを進む。
 
 シールド工は終わっているので、シールドマシンは見られない。 がまだ部材が置かれている。
 
 全体がコンクリートで巻かれている部分に来た。 なんだか不思議な感覚。
周りがコンクリートになる500m進んできた七条通りの交差点大きさがわからなくなる
 
 周りが全部コンクリートになると、足はしっかりと地面についているのだが、雲に浮かぶ感覚の写真になる。
 
 「500m」とは後1200mある。 七条通では東からの横抗と合流。 奥には垂直の梯子。 これで30m上るのか?
 
 聞くと2m程度で、あとは螺旋階段。 納得。
 
 周りが同じ色なので、大きさがわからなくなる。
直線500m緩いカーブ終端部に到着上部に空が見える
 
 500mほどの直線部分。 なんだかおかしな気分ななる。 緩やかなカーブ。 歩くだけでは気付かない。
 
 終端部に到着。 トンネルはここでお終い。 もっと延ばす計画はあるようだが、予算は付くのかな?
 
 終端部から上を見る。 空が見える。 ここから30m階段を上らなければ。
 
 京都タワーで70m階段を下りたことを思い出す。 今度は上り。 しかもぐらつきがある。
 
 なんとか上れたが、僕の後ろに人がいなかったから。

 本日の走行距離 20.6km 走行時間 1時間 16分 平均時速 16.0km/h TOP
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