勧請縄(神縄座)   11日-2  TOP

  2015.02.11(水) 晴
 
 宇治田原に神縄座(かんじょうざ)が今日あると知ったのは極最近。
 
 見に行こう。 宇治から天ヶ瀬ダムを通って宇治田原に。 坂が続くので途中で上を脱ぐ。
 
 立川区の入口で浄土寺を聞くが、知らないとのこと。 スマホでマップを調べてもらう。 もう少し行ったところ。
 
 カラオケ「かぐや姫」が道案内をしてくれる。 その先少しに浄土寺はあった。
 
 その隣の公民館。 そこで神縄座が作られている。
糠塚公民館糠塚の神縄座作業風景
 
 太い縄を3本作って編むのだが、ここはまず2本を捻り3本目はその上に巻く。 竹田は三つ編みだったナ。
 
 それぞれ違うところがあって面白い。
大縄2本の大縄を捻っていく
 
 2本の縄が捻られたので、出かける。 宇治田原町には後3ヶ所勧請縄があるという。 それを探しに行く。
 
 3ヶ所の勧請縄の報告は別ページにした。 あまりに簡単に見つかったので、弁当を買ってもどって来た。
 
 こちらも昼休み中。 朝いただいた簡単なレポートを見ながら昼食。
昼休み中頭部分細い藁束
 
 いい天気で風も弱いので、外で待っていても平気。 長老が話しかけてくる。 お菓子も食べろという。 お茶だけいただく。
 
 頭の部分に短い分岐。 ここに3本目の縄を編む。 これも面白い。
 
 細い藁束を複数差し込んで、太い縄にする。 大きな藁束から直接大縄にするのを一昨日見た。
 
 3本目の縄が出来ると、先に2本で捻ってある太縄に巻きつける。
3本目の縄3本目の縄が延びる巻きつけ中巻きつけ中
 
 蛇の本体が出来ると、そこに竹針を使って縄を通す。 ここ独特の前垂れを造る。
竹針で縄を通す竹針で縄を通す
 
 12組の縄が通ったら、小休止。 結構長いが。
樒を編みこむ前樒を編みこんでいく樒を編みこんでいく
 
 この縄にまず樒を編みこんでいく。 総指揮の一段目の声に合わせて進む。 五段目ぐらいからはスムースになる。
 
 12段樒を編みこんで、またも小休止。
樒は12段空のネットを編むようやく完成
 
 この下に空のネットを12段編む。 座り込んで作業する人と立ったまま編む人。 つなぎの部分がどうしても遅れる。
 
 来年はうるう年だから13段になるようだ。
 
 これで神縄座の完成。 浄土寺の和尚が儀式。 当屋の挨拶があって、運ぶ段取りになる。
お経で正念の作法当屋の挨拶運ぶ準備
 
 16時30分頃 神縄座が動き出す。 竹で地面をたたいて厄払い。 夕方になって風も出てきて寒くなってきた。
 
 一緒に歩く人は多いが、縄を担いでいるのは10人ほど。
集落を進む集落を進む集落を進む
 
 神縄の杜へと上る。 傍にある道?が本来の通りだった。 今の道は後から出来たもの。
 
 神縄の杜へ上るのは狭い踏み跡。 半分ぐらいの人数で運び上げる。
 
 杜の大きな木に神縄座を巻きつける。 結構重いのと足場の悪さで時間がかかる。
 
 ようやく巻きつけて万歳三唱。
神縄の杜へ上る神縄座を飾る神縄座を飾る
 
 前垂れの写真を撮って、公民館に戻ったら17時少し前だった。

 本日の走行距離 50.1km 走行時間 2時間 40分 平均時速 18.7km/h 11日-2  TOP
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