二の講(二九)   TOP

  2014.02.09(日) 曇のち晴
 
 8日は少しだが雪が積もり、とても寒かった。 今朝も路面は濡れている。 それに小雨も残っていた。
 
 寒さに凍えながら自転車で出かける。 山の方はまだ降っているようだ。 そちらに向かう。
 
 音羽川の側で大蛇を作って祭ると言う。 場所はわからないが、小山は狭い地域だからわかるだろう。
 
 すぐには見つからなかった。 一度奥まで行って戻ってくる。 下のグラウンドで人が集まっている。 見つけた。
 
 
 珍しいものがおいてある。 それで藁を打つ人。
藁打ち機藁を打つ人
 
 藁の大蛇が次第に伸びていく。
藁の大蛇が次第に伸びていく
 
 捩るのは大変。 大人が三人で声を合わせて体毎捩る。 藁が追加されて伸びる。
 
 伸びるにつれ置き場も延びていく。 脚立が渡され、台を運び、はしごを渡した。
置き場が伸ばされ大蛇が伸びていく大蛇は完成
 
 大人が体毎捩るのだから、高さも必要。 順次引き上げねば作業ができない。 長さを測って完成。
 
 
 太い竹に巻きつけるのだが、なかなか進まない。 毎年のことなのに何故?
太い竹に巻きつけていく
 
 過去の写真を見て巻きつけ方向が決まる。
 
 この日は毎年天気が悪いそうだが、今年は次第に晴れてきた。 昨日の雪で足元はゆるいがだんだんと乾く。
 
 「ここまで出来たら もう出来たも同じ」と言う人がいる。 まだまだ足や飾りがあるのに。
 
 足を作り出す。 細い竹を木槌でたたいて柔らかくしたもので環を作る。
次は足を作る作業 全部で13個つくる
 
 杉や紙で飾りつけ 縄で吊り下げる。
 
 大蛇の顔を飾る。 口を開いた状態にし、みかんの目をつける。
大蛇の顔を飾る みかんの目が付いたら昼休み
 
 顔が出来たら昼休み。 僕も昼食に出かける。 この付近には店が無いものナ。
 
 
 昼食を終えて戻ってきたら、足が付いていた。 顔が赤く塗られる。 これで本当の完成。
足が付き、顔が赤く塗られたらいよいよ完成
 
 すぐ支度をして 神事が始まる。
神事が始まる 紅白の紙ふぶきも
 
 大蛇を担いで町内を練り歩く。 音羽川の側まで進む。
大蛇を担いで町内を練り歩く
 
 「山の神の山の前」で樹に揚げられる。
大蛇が樹に揚げられる
 
 無事大蛇は揚がった。 神事が行われ、記念撮影で終了。
大蛇の前で神事完成記念撮影
 
 寒い日ではあったが、陽射しもあって凍えることはなかった。
 
 別の日に山の神の足を撮りに行った。
上流に飾られた13個目の足

 本日の走行距離 29.1km 走行時間 1時間 44分 平均時速 16.8km/h TOP
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