伏見市の北辺を探る   TOP
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  11月 24日(日) 晴
 
 昔 伏見市があった。 昭和の初めにごく短期間だけ。 それは知っていた。
 
 仁丹を探していて、伏見市が入っている町名表示板も何枚か見つけた。
 
 その伏見の周辺を探るまいまい京都に参加する。
 
 集合場所の近鉄伏見駅。 すぐ傍に短期間だが下宿していた。 その頃は市電が走っていた。
 
 
 ガイドの梅林さんのお土居ツアーには参加したことがある。 ほかにもたくさんのコースをガイドされる。
 
 伏見駅がここにあるのは、ここが端だったから。 駅は周辺に作られた。 そして町が広がっていく。
 
 竹田街道に出る。 市電との立体交差。 計画時は平面交差だったが、府に変更された。
昭和初期に鉄橋
 
 80年以上経過しているのにしっかりしている。 市電はなくなっても立体交差は残る。
 
 棒鼻電停跡。 ここから市電は専用軌道になる。 伏見の市民が電車を脇に追いやった。
棒鼻電停跡
 
 都市計画での道の拡幅が、伏見市民の抵抗で途中でストップ。 道幅が異なるところが何ヶ所もある。
 
 絶好の天気なので、道が狭くなると日陰になる。 車もスピードを落とす。 だから静かになる。
 
 周辺と街中の違い。 極端だナ。
 
 
 濠川にやって来た。 伏見城の惣構の一部。 今は琵琶湖からの疎水につながっている。
 
 ここにも近鉄の鉄橋がある。 その下にレンガ造りの橋台もある。 奈良鉄道が造った物が国鉄になり、
 国鉄が経路変更して、跡地に奈良電鉄が電車を走らせた。 それが後に近鉄になった。
 
 
 濠川に制水門がある。 伏見の町を洪水から守るため。
 
 放水路は西高瀬川に続いている。 放水路にかかる橋。 対岸に渡って見る。
放水路に架かる橋橋には伏見市標
 
 何と伏見市のマークが付いている。 なんとも不思議な感じ。
伏見市標?京都市?
 
 この後は東に高い地形が、段々畑のようにつくられている。 秀吉ならではの造作と感心する。
 
 疎水船だまり・インクライン跡・撞木町を経て墨染寺で解散。 距離は短いが充実した時間が持てた。

 本日の走行距離 28.4km 走行時間 1時間 33分 平均時速 18.2m/h TOP
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