草津散策   TOP

  1月 12日(土) 曇
 
 東海道と中山道の分岐点 草津宿を歩くイベントに参加した。 去年の秋に参加した長浜散策と同種のイベント。
 
 長浜は集合時刻に間に合わないと輪行したが、今回は自走で行く。
 
 1時間少しで駅に着く。 距離20km。 堅田の米プラザより近いのだ。 初めての感想。
 
 駐輪場を探して駅の周りを走る。 近くの駐輪場に入れて駅に向かう。 まだ30分もあるが待つしかない。
 
 10時 観光案内所前で集合。 参加者は8名。 ガイドは女性だった。
 
 天気は曇りで少し寒いが、風もなく全体としては良好。
 
 駅前から旧街道に。 このあたりに一里塚があったとビル街の道路を指さす。
 
 そのまま旧街道を宿場本陣へ進む。 
 
 少し行ったところで、明治時代の東海道との分岐点。 近くの寺に大きな石碑。 昔は街道にあったが、今は寺の前に移動している。
明治時代の分岐点
商店街の中山道
 
 天井川の草津川。 そこに上る。 常はほとんど水がないので、復元した小さな渡しがあった。
草津川 復元した小さな渡し浮世絵の草津川
 
 草津川は付け替えられて、平成になってから廃河川となったから、今は水がない。
 
 草津川から降りて江戸時代の街道分岐点。 ここに石碑。 向いには高札場。
江戸時代の街道分岐点分岐点のマンホール黒いポスト
 
 隣には市民センターがある。 昔の警察だった。 モダンな洋館だったそうで、写真が示される。
 その前にある黒いポスト。 かなり昔のものだが、今も現役で使われている。
 
 そして草津宿本陣。 季節が良ければもっと屋敷内を歩いただろうが、なにしろ床が冷たい。 足が冷えると体も寒い。
 たくさんの部屋があるのだが、足早に見るだけ。 かまども小さめ。 数はたくさんある。
草津宿本陣休憩所「夢本陣」
 
 本陣を出たら暖がほしい状態。 休憩所「夢本陣」で熱いお茶をいただく。
 
 長めの休憩をして街道交流館へ。 ここも楽しそうだが早めに回る。
 
 ただ浮世絵体験は皆がした。 スタンプのインクを付けての4色刷り。 位置合わせが難しく出来上がりは残念。 でも帰帆の図らしくは見える。
 
 その後立木神社へ。 初詣は人が多かったそうだ。 ガイドの結婚式はここで挙げたとか。
立木神社狛鹿 阿形狛鹿 吽形
 
 珍しいのは狛鹿。 本殿の前に2対ある。 阿形がオスで角がある。 吽形がメスは小鹿を寄せている。
 
 予定では2時間の案内だったが、ここで2時間が過ぎた。 駅に戻るのだが、街道裏の寺町を通る。
 
 本陣(2軒あった)職の歴代の墓が集まってるとか、旧家の話が随所に出てくる。 前島密の右腕になった人も草津宿の出。
 
 確かに古い家も残る。 蔵も多い。 「開かずの蔵」もあるそうだ。 そこに何が眠るのか?
 
 
 12時30分 草津駅近くで解散。 「まいまい京都」でも経験してるが、ガイドの案内はそれなりに楽しい。
 
 草津宿は今まで何度も訪れているが、今日は楽しい歩きだった。
 
 
 さて 京都まで戻ろうか。

 本日の走行距離 41.2km 走行時間 2時間 07分 平均時速 19.4km/h TOP
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