火祭の昼   TOP

  12年. 10月 22日(月) 晴
 
 10月 22日 京都三大祭りの時代祭の日。 去年も一昨年も見に行った。 HPは一昨年にある。
 
 そして夜には鞍馬の火祭。 暗くなって始まり、夜中まで続く祭。 以前に見たことがある。 かなり昔。
 
 そこにかなり変わった形の剣鉾があるという。 今まで見てないナ。 出かける。
 
 15時から交通規制で通れないとのことで、早めに行って剣鉾を見る。
 
 鞍馬街道を上って行く。 貴船との分岐点 臨時駐車場・駐輪場がある。 まだ規制前。 走る。
 
 最初に見つけたのは下在地の当屋。
下在地の当屋前にある剣鉾当屋飾り
 
 少し小さな剣鉾。 まだ名前はわからない。 当屋飾りには立派な剣鉾。 鳳凰が乗っている。
 
 御旅所前で次の鉾を見つけた。 大きな3本支えのある鉾。
御旅所3本支えのある鉾巨大なかがり火?
 
 鳳凰が付いている。 3本支えのある大きな鉾。 ここでは「四本足の鉾」と呼ぶようだ。
 
 下在地の当屋の前にある剣鉾は「一本足の菊鉾」と後で知った。
 
 
 もう少し行って中在地で鉾と松明を見る。
中在地の当屋前にある剣鉾松明
 
 ここで剣鉾の名前を聞く。 「剣鉾? たんに一本足の鉾と言う。」 剣鉾の名称はわからない。
 
 「火祭りのパンフレットに載ってるから、それを見て。」
 
 何人もの人が集まっての結論。 このあたりでは剣鉾の名前にはこだわらない。
 
 「もうすぐ四本足の鉾が建つ。」
 
 一番奥の鞍馬温泉まで行って戻ってきたら、「四本足の菊鉾」が建つところだった。
中在地の剣鉾 「菊鉾」
 
 進む。 鞍馬寺門前近くに大工衆仲間の鉾。 往きには気づかなかった。 戻りに気付く。
大工仲間の当屋と鉾当屋飾り
 
 ここでも剣鉾の名前を聞く。 「名前はたぶん桐鉾。 いつも大工衆の鉾と言ってる。」
 
 やはりパンフレットを見てほしいと言われる。 隣の店でパンフを購入。 桐鉾を確認する。
 
 まだ早い時間なのにたくさんの人が集まっている。 電車が到着するたびに人が吐き出される。
鞍馬寺石段下
 
 合間を縫って奥に進む。 最初の下在地の当屋で見た剣鉾の説明では、6本の剣鉾が受け継がれているという。
 
 今までに下在地・御旅所・中在地の剣鉾を見てきた。 あと3本あるのだな。
 
 
 僧達の当屋。 これは竹虎鉾と分かった。
僧達の当屋前にある竹虎鉾飾り鉾
 
 立派な四本足の竹虎鉾。 飾り鉾も虎がよく分かる。
 
 
 さらに進んで名主仲間の当屋。
名主仲間の当屋前にある剣鉾当屋飾り
 
 これは葵鉾だな。 これも四本足。 当屋がスゴイ家構え。 さっきの名主仲間の当屋も立派だった。
 
 往きに確認したのはこれで5基。 もうないのかナ? ついでだからもう少し先に進む。
 
 
 鞍馬温泉の手前の上在地の当屋にたどり着く。
上在地の当屋前にある剣鉾
 
 これはよくわかる。 上に蝶が付いている。 四本足「蝶鉾」
 
 鞍馬温泉で引き返す。 これから上には民家はない。 いつも苦労する花背峠に続く道。
 
 ここで剣鉾の整理をしよう。
鞍馬の火祭 剣鉾一覧
 下在地 菊鉾 1本足
 下在地
 御旅所
 鳳鉾 4本足
 中在地 菊鉾 1本足
 中在地 菊鉾 4本足
 大工衆 桐鉾 1本足
 僧達 竹虎鉾 4本足
 名主仲間 葵鉾 4本足
 上在地 蝶鉾 4本足
 
 何度も行き来している間に、もう一つ剣鉾を見つけた。
 
 それは僧達と名主仲間の間の当屋飾りされている鉾。 シンプルで何の表示もない。
当屋飾りのシンプルな鉾
 
 下在地の剣鉾の説明にあって、出てこなかった「菊水鉾」が飾りを亡くしたのか?
 
 松明は早くから用意されていたが、この頃からあちこちに桶に水が張られる。 防火の用意だな。
大松明大松明桶に水が用意される
 
 「剣鉾はいつごろ動きます?」と尋ねたら、午後の8時か8時半。 エッ まだ4時間から5時間後。 それは待ってられない。
 
 暗くなる空を見上げ冷えてきた体を考えて、引き上げる。

 本日の走行距離 76.0km 走行時間 4時間 44分 平均時速 16.0km/h TOP
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