宇治五ヶ庄の洪水跡   TOP

  8月 20日(月) 晴
 
 14日の未明 激しい雷鳴で目が覚めた。 かなり長いこと雨が降っていた。
 
 二度寝して起き出したらTVが交通網の寸断を伝えていた。 東海道線・奈良線 京阪電車も止まっている。
 
 そのうち 宇治静川で家が一軒流された。 宇治五ヶ庄でも河川の氾濫。
 
 エッ 五ヶ庄にはそんな大きな川はない。 数年前まで毎日通う道だからよく知っている。
 
 
 東が山で、西に宇治川が流れている傾斜地。 府道が走りJR奈良線 京阪宇治線が走る。
 JRと京阪の間の道を毎日自転車で通っていた。
 
 一週間が経った。 洪水の跡を確かめに行く。
 
 
 道の傍の川は水がきれい。
川の水はきれい
 
 坂を下って行くと、家の前や道路わきに土のうが積んである。 このあたりまで水が来たんだナ。
 
 道路はすでにきれいのなっていた。 生協の店はすでに開店しているようだ。
 
 道路を散水車が水を撒いている。 近くには種々の車が出ている。 作業の邪魔にならないように遠巻きのコースを走る。
二段積みの土のう川の水は濁ってる
 
 ぐるりと回って車の入れない道から出ると、そこはまだ未対応。 まるでダートのように見える。
まるでダートのよう
 
 細かい砂が多いのだろうから、これから砂埃がひどくなるだろう。
 
 水害地特有の悪臭はなかったが、まだ家財道具を運び出している人も見かけた。
 
 「災害派遣」の看板を付けた車もたくさん見かけた。 職場によって話を聞くと、まだ未対応の家もたくさんあるようだった。
 
 専門家は静川の現場も見てきたそうで、ニュースにはならない三室戸の被害の話も聞けた。
 
 
 最近よく聞く時間雨量50mmを超える激しい雨は、確かに増えている。
 気象庁の観測展が増えているせいもあるが、100mmクラスの雨は京都でもすでに起きているし、これからも起こるだろう。
 
 それにどう対応していくのかは、市民一人一人が考え、対応する必要もありそうだ。 だって対応策がなさそうだ。
 単に行政にだけ任せるわけにはいかなくなっている。
 
 
 でも不思議なのは、あんなに小さな河川があれだけ多くの土砂を運んだこと。 どこから来たのかナ?

 本日の走行距離 36.7km 走行時間 2時間 11分 平均時速 16.7km/h TOP
inserted by FC2 system