猿丸神社   top

  1月 22日(日) 曇のち晴 
 木曜の昼から、金・土と雨が断続的に続く。 それまで無降水日が続いたから、雨の自転車を忘れてしまった。
 
 今朝も路面が濡れている。 ロードで出かけようと思っていたのに。
 東も西も低い雲が山にかかっている。 高いところは降っているのかナ。
 
 ロードがだめならシリウスで出かける。 長い距離は取りやめて近場を探す。 うってつけなところが。
 
 
 「奥山に紅葉踏み分け 鳴く鹿の声聞くときぞ 秋は悲しき」 猿丸太夫 (やまとうた解説)
 
 百人一首の第2弾。 宇治田原に猿丸神社がある。 季節は少し違うが、そこに行ってみよう。 往復で50kmあまりかな。
 
 
 走り出す。 ヌメリけの多い空気が顔をなぜる。 低い雲はいつ泣き出してもおかしくない。
 
 10kmあまり。 宇治橋に着く。 いつもは通過するのに、今日は写真を撮る。 いつ引き返してもいいように。
宇治橋 紫式部の像
 
 天ケ瀬ダムでも小休止。 少し雲が高くなったのかな? でも写真にはならない。
 
 そこから宇治田原に。 307号線から府道に入る。 ゆるいが上りが続く。 途中禅定寺を見つける。
禅定寺 小さなお寺
 
 ここに狛猿があるという。 お寺に狛猿? おかしいなとは思ったが、狛イノシシはお寺にもあった。
 
 小さなお寺に入る。 受付で聞いてみる。 知らない。 拝観は? 500円 やめて庭だけ見る。 やはり狛猿はない。
 本堂の屋根にはアワビの貝殻が取り付けてある。 鳥除けかな? 何のため?
 
 
 突然サイレンが鳴る。 どうも訓練のようだ。 消防車や消防団員が集まっていたし、少し離れたところには救急車も待機していた。
 
 禅定寺からさらに坂を上る。 とうとうフロントをインナーに変えてトロトロと上る。
 
 ちょうど25kmで猿丸神社に到着。 本殿前に狛猿がいた。
猿丸太夫の歌碑猿丸神社
猿丸神社の狛猿
 
 参拝して写真を撮って、帰ろうとすると手袋がない。 ここに来るまでしていた。
 
 境内を最初から歩いたコースを探す。 自転車付近をもう一度確かめる。 無い。
 
 さらに境内を回ってみる。 そして最後社務所に。 有った。 届けてくださった方が近くにいた。 お礼を言って、自転車に戻る。
 
 
 
 
 ここは京都と滋賀・大津の境界。 戻るのもつまらないし、大津へと進む。
 
 県境だから後は下りかと思っていたが、結構上り下りがある。 大津市内といえど山の中。
 
 ようやく平坦部に出る。 そして瀬田川に。 鹿跳橋 立木観音の近く。
 
 今日は立木観音のお参りの人が多く、この周りは車で一杯。 早く抜け出そう。
 
 唐橋まで急いできたが、フト思い出す。 瀬田川の距離標。 左岸に道路があったはず。
 
 唐橋が74kmだからと距離を測りながら進む。 結局69km地点を確認して戻る。 その先は川沿いの道がない。
73km距離標72km距離標71km距離標69km距離標
 
 70kmはやはり南郷洗関付近のはずだが見つからない。
 
 この頃になると陽射しが出てきて空も晴れている。 よかったな。 走りに出て。
 
 狛猿をGETできたし、瀬田川の距離標も少しだけ増えた。
 
 ウインドブレイカーを脱いだり着たりして体温調整が頻繁になった。

 本日の走行距離 69.7km 走行時間 3時間 45分 平均時速 18.5km/h TOP
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