疏水物語3 MAP top

  4月17日(金) 曇のち晴
 疏水物語の完結編に走った。 前回御池大橋で暗渠になった疏水=鴨川運河が暗渠から出てくるところから。
 
 加茂川の堤防を走っていた京阪電車の地下化に合わせて疏水は暗渠になった。
 疏水の下に京阪電車が走り、上は川端通が通った。 川端通を三条・四条・五条と進む。
 
 七条を過ぎて塩小路通。 そこで顔を出す疏水。 すぐJR東海道線をくぐりJR奈良線もくぐる。
暗渠から顔を出す疏水
 
 疏水沿いに道を進む。 通りの名は師団街道と変わる。 昔伏見深草に師団があった。
 師団街道と分かれて、疏水端の遊歩道を進む。 遊歩道と言っても生活道路。
街道と分かれて
 
 疏水を渡る橋も多数かかっている。 ところがそのたびに数メートルの上り下り。水面を通る船が優先されて、橋が高い位置にかかっている。
 
 JR奈良線がそばを走る。 次いで京阪電車がすぐそばを通る。
JRと遊歩道市電稲荷駅跡京阪電車も
 
 疏水のそばにはたくさんの桜の木がある。 すでに散っているが、中には
八重桜が咲いている京阪電車と交差
 
 やがて墨染ダム。 大きな船たまり。 かってここにもインクラインがあった。 だがもう面影もない。
墨染ダムと 大きな船たまり
墨染発電所墨染インクラインは?
 
 発電所・ダムから出た水はすぐ近鉄と交差。 伏見=酒造りの町中に。
すぐに近鉄電車が閘門?
 
 何度も曲がって、酒蔵や酒造りの会社の傍を通る。
曲がる酒蔵酒造りの会社
 
 「京橋」 ここは日本の市電発祥の地。 京都駅からここまでが日本最初の市電。
「京橋」市電発祥の地十石船
 
 もうゴールは間近。 宇治川派流と合流し豪川と名を変えている。
十石船乗船場角倉了以の碑
 もう一度京阪電車と交差する。
京阪特急
 
 そして伏見港。
伏見港入口付近伏見港風景
 
 ここには三栖閘門がある。 閘門=水位差のある間を堰で止め船を行き来させる施設
閘門に入った十石船閘門に入った十石船三栖閘門外観
 
 オランダで体験したが、それよりはズーット大きい施設。 パナマ運河はもっと大きいそうだが。
 
 琵琶湖から流れだす川は瀬田川−宇治川ただ一つだが、別経路「琵琶湖疏水−鴨川運河」を通ってここ伏見港で宇治川に戻る。
 めでたしメデタシ。 疏水物語はこれでお終い。

 本日の走行距離 39.1km 走行時間 2時間 24分 平均時速 16.2km/h top
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