疏水物語 MAP top

  4月 7日(火) 晴
 「疏水物語」の写真を撮りに出かける。 午前中しか時間がないが、サクラ満開の今しか撮れない写真を撮りに。
 
 地元山科の疏水公園。 満開の桜が出迎える。
疏水公園の桜
 
 この公園はJR湖西線の工事で、疏水が改修され、旧河道が散策路になっている。
 付け替えられた疏水は、諸羽トンネルでショートカットされた。
諸羽トンネル出口諸羽トンネル入口
 
 さらに進むと第一トンネルに。 ここには扁額がある(新トンネルにはない)。
第一トンネル出口
 
 明治の初め日本人だけで掘ったトンネルの最初のものは、この近くにある旧東海道線の逢坂山トンネル。
 その倍近い長さのトンネルに沿って小関越えが通っている。
 
 工事開始が明治18年(1885)だから、もう百年以上前になる。 工部大学(現東大工学部)卒業したばかりの若い技師を抜擢した
 当時の知事(官選だった)北垣国道もえらかったのだろう。
 
 小関越えに入り上って行くと、第一竪抗。 これこそ若い技師田辺朔朗のアイデアの賜物。
第一竪抗
 
 前回これを探しに来た時は、寒かったので水蒸気が白く立ち上っていたナ。
 
 やがて小関越えは広い道に合流。 ここから下り。 そして三井寺に至る。
 ここに第一トンネルの入り口がある。
西国十四番札所三井寺第一トンネル入口
 
 そこから数百メートル。 琵琶湖湖岸まで直線に疏水の取り入れ口へ。 手前にレンガ造りの歩道橋があった。
レンガ造りの歩道橋
 疎水取入れ口の湖岸風景
疎水取入れ口の湖岸風景
 
 ここから疏水物語が始まるのだ。
 
 その隣に第二疏水の取り入れ口もある(第二疏水は全線トンネルで遺跡はないようだ)
第二疏水の取り入れ口
 
 今日は時間がないのでここから引き返す。 近いうちに続編を撮りに行くつもり。

 本日の走行距離 17.6km 走行時間 1時間 10分 平均時速 15.0km/h top
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