ミュージアムぐるっとパス 03
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7月 6日(日) 晴
「ミュージアムぐるっとパス」を持って出かける。今回も「大山崎山荘美術館」と「宮井ふろしき・袱紗ギャラリー」の異色の組み合わせ。
宮井ふろしき・袱紗ギャラリーは「京まなび」の対象だが、1ヶ所だけなので「京まなび」とはしない。
最短距離を走れば50kmぐらいかな。でも寄り道すれば60kmぐらいにはなりそう。でも記録はあえて取らない。ポタだから。
七条通を西に向かう。これまでに少し寄り道。西大路を超え蔦野大路。それを南進。国道171号線
交通量が多いのであまり走らないコース。でもいくつかのランドマークは覚えてる。
名神の側道を過ぎて、大山崎町に入る。国道に別れを告げ駅を探す。JR山崎駅。
京都検定にも出てきたな。「ホームに府県境のある駅」 それがここ山崎駅。
駅前の案内板を見ていて、またも発見。「妙喜庵」 そう千利休ゆかりの茶室「待庵」が残されている。
山崎駅のすぐそば。フーン こんなところにも京都検定が関わっていたのか。
妙喜庵
まずは「大山崎山荘美術館」 駅の近くの踏切を渡り
急坂
を上る。もちろん自転車を押して。
天王山だから旧跡はたくさんある。気を集中。今日は「ココの肖像」を見に来たんだと。
大山崎山荘は素敵な山荘。かなり急斜面に作られているのに水が豊富。さすがに昔の富豪は金の使い道が...
大山崎山荘美術館
美術館の目玉はモネの「睡蓮」3部作。昔美術の教科書で見たような、見てないような。
3作品が大胆に違う。バラを描いたような派手なものと少しくすんだ絵と...どれも大作。
「ココの肖像」は思ったより小品。でもかなり気に入った作品。家にも飾っておきたい。
美術館を出て、帰途に就く。帰りは171号線を避けて進む。ここは何度も走っているな。竹馬も・
五条通から街中に。烏丸までやってくる。
室町六角の「宮井ふろしき・袱紗ギャラリー」は土日休館。そうかミュージアムは土日は休まないと思っていたのが間違い。
それほど遠くない「並河靖之七宝記念館」に変更。
並河靖之七宝記念館は東山三条近く。町屋がそのままギャラリーに。池に大量の水。疏水や白川が近いからな。
それほど広くない敷地に驚くほどの集中。大量の水と町屋が共存している。
並河靖之七宝記念館
古い家に残るかまどは撤去されていたが、井戸は残ってる。上につるされた滑車。そして桶。
これらが生活を物語っている。さて快適だったかどうだか? でもスローライフが見直されている時代。少しは考えて...
今日もミュージアムを回って、いろいろ考えさせられた。今の現代の便利さがすべてなのか?
昔のやり方に利点はないのだろうか?
「ワーキングプア」なんて軽蔑すべき言葉をなくす方法を考えなくては。
今日のミュージアムを回って考えさせられた一面。
陽が陰っていた午後。蹴上の温度計は33℃。いつもの温度計は29℃を指していた。
走行距離 62.4km 走行時間 3時間 17分 Ave 19.0km/h
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